【本】大誘拐
2005-01-09
天藤真 著 (角川文庫・再読)大富豪な婆ちゃん誘拐を企んだ3人の男達が、
豪胆で策略に富んだ婆ちゃんに引っ張り回されるお話。
大富豪だけど人徳厚い婆ちゃんには信奉者が一杯で、
婆ちゃん奪還に燃える県警本部長もそのひとり。
婆ちゃんに頼まれたなら悪魔の命令でも聞く人たち。
そんな婆ちゃんが誘拐されたらどうなるか。
誘拐という題材なのに、全然暗くなくて、
読んでも読んでも“してやったり!”という感覚しか湧かないのが楽しい。
450頁があっという間です。
「私はそない安うわないわ」
そこにある真意が物悲しくて深いのでした。
